まぶたが厚ぼったい方や、朝起きた時に腫れぼったくて二重が安定しない方には、戻りにくいSMK法「切らない二重手術」にプラスして、腫れぼったさの原因のひとつである眼窩脂肪の脱脂を行います。脱脂することで、よりすっきりした二重を実現します。ごく小さな(約1~2mm)穴から切らずに適量の脂肪を脱脂するため、ダウンタイムが短く、早期よりメイク可能です。
SMK法の開発により、「切らない二重手術」でほとんどの患者さまの希望を実現することができるようになりました。すなわち二重(ふたえ)まぶたを切開せずに作成することはほとんどの患者様で可能です。これは非常に画期的!なことであります。
しかし、上まぶたの悩みは必ずしも一重→二重というだけではなく、同時に“厚ぼったさ、腫れぼったさ”を気にされる方も少なくありません。
厚ぼったさ(腫れぼったさ)のひとつの原因として考えられているのが、“眼窩脂肪”という眼球周囲を覆っている脂肪なのです。眼窩脂肪が過剰に存在すると、二重のラインの安定を妨げます。また、特に二重を幅広く固定したい場合に、二重のラインで皮膚の折れ返りを阻害する最大の因子となります。
まぶたが非常に厚ぼったい方、朝起きたときに腫れぼったさが強く二重が安定しない方、二重の外側のラインがうすくて出にくい方などには、埋没法[ SMK法 ]だけでラインの安定化を図るのが難しくなります。その場合には眼窩脂肪を同時に摘出することにより解決します。
また切開せずに広めの二重(平行型)を希望する方では、眼窩脂肪が希望する二重のラインを覆ってしまうことが多く、その場合には糸を止めても二重が形成できません。マイクロサクションで眼窩脂肪を摘出して眼窩中隔の下端を引き上げるのが効果的です。これにより二重のラインが安定するのです。
従来はこの脂肪を摘出するのに約1cmぐらい切開が必要であると考えられていました。しかし、これでは傷を残したくない患者様には不向きです。そこで開発されたのがこのマイクロ・サクション法で、形成外科、脳外科などでは広く普及しているマイクロ・サージェリーの技術を応用し、約1~2mmの微小な穴から眼窩脂肪を摘出する手術法です。
この手術法は一般的には術者にとっては難易度が高いと考えられていますが、リッツ美容外科では開院以来10年以上、リッツの看板手術として大変多くの患者様にこの手術をお受けいただいており、手技に精通していることにより短時間でこの眼窩脂肪を摘出することができます。そのことにより傷が残らないことはもちろん、手術後の腫れも最小限に抑えることができるのです。
いわゆる“腫れぼったい目”で眼窩脂肪が予定重瞼ラインより下側に垂れ下がっている場合には、埋没法だけを行っても皮膚の折れ返り部分(すなわち重瞼ライン)で眼窩脂肪がはさみ込まれ、二重を阻害する因子となります。
このような方は、埋没法で二重をつくる際に約1mmの極小の小さな穴から眼窩脂肪を摘出する必要があります。
脱脂することにより“腫れぼったさ”が改善されるだけでなく、二重自体の安定性もしっかりします。
この微小な穴は糸で縫合する必要がない為、術後の通院も必要なく、早期よりアイメイクが可能です。
マイクロ・サクション法は、腫れぼったさの原因である眼窩脂肪を摘出することで、すっきりとした二重瞼(まぶた)にする施術です。切開をして脂肪を摘出するクリニックもあるようですが、当院では、マイクロ・サージェリー(顕微鏡を使用して行う微細な外科的手術)の技術を応用し、約1~2ミリの微小の穴から眼窩脂肪を摘出します。脱脂することにより腫れぼったさがなくなり、二重自体も安定します。
当院では、バイポーラーという電気メスで止血しながら丁寧に脂肪を抜いていくため、腫れは非常に少なく早期よりアイメイクも可能です。微小の穴より脱脂のみ行うことも可能です。
術前
術後9ヶ月
「目頭切開とマイクロ・サクション法によりすっきりとした平行型二重に改善」
術前
術後4ヶ月